人気集めるドリフトの聖地

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エビスサーキットでドリフトを楽しむ外国人の車=7月9日、二本松市

福島県二本松市のエビスサーキットは自動車の後輪を滑らせながら走行する「ドリフト」の愛好者の人気を集めている。「ドリフトの聖地」と呼ばれ、国内をはじめオーストラリアや米国などからも愛好者が訪れている。

全7コースのうち5コースをドリフト専用にしている。ドリフト専用コースを複数設けたサーキットは世界的にも珍しく、ドライバーの能力に合わせたコース選びが可能となる。

スピードと迫力ある走りを体験できるのが魅力で、年間延べ約1万人が足を運び、外国人が約1割を占める。中には1週間以上滞在する人もおり、グループでの来日も多い。互いに車体やテクニックを披露し、競い合いながら楽しんでいる。

サーキット内にはスコットランド人のアンドリュー・グレーさん(39)が経営する外国人向けドリフト用中古車販売店「パワービークル」がある。グレーさんらは会員制交流サイト(SNS)を通じてサーキットを世界中にPRし、幅広く誘客に取り組んでいる。

今後、サーキットは関係機関と連携し、外国人客にドリフトだけでなく周辺の観光施設や温泉、食を楽しんでもらう取り組みを本格化させ、地域全体への経済効果の広がりを目指す。

(福島民報)