松島、平泉、花巻をつなぐバス運行 岩手県北バス

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仙台空港と松島、平泉を結ぶ観光バスの出発式。出席者が手を振って見送った=2017年1月25日、仙台空港

東北の空の玄関口となる仙台空港には、宮城県内や隣県の中核都市や観光地と結ぶ路線バスが5路線ある。岩手県北バス(盛岡市)は、日本三景「松島」と世界遺産「平泉」という東北を代表する観光地を巡る路線を運行。5月には花巻空港まで延伸し、岩手、宮城を周遊する観光の足として存在感を高めている。

バスは、仙台空港から仙台うみの杜水族館(仙台市宮城野区)などを経由して松島まで1日6便を運行。そのうち2便が平泉まで向かい、さらにそのうち1便は花巻空港まで往復する。

バスには観光ガイドが同乗するほか、多言語の観光アナウンスも配備。同社仙台宮城営業所の佐々木司所長(52)は「当初は仙台空港から松島までに利用が集中したが、徐々に平泉まで足を延ばす乗客が増えた」と手応えを語る。近畿圏や訪日客の利用が伸び、現在は月約1000人の利用で推移する。

花巻空港までの延伸は、出入国で仙台と花巻を使い分けるプランを立てやすくする狙いがある。それを後押しするように、仙台―台北線を運航するタイガーエア台湾が今月、花巻空港でも岩手県初の国際定期便となる台北線を就航した。

佐々木所長は「岩手、宮城を周遊する旅行がしやすくなる。台湾や韓国でも認知度向上を目指して売り込んでいきたい」と話した。

(河北新報)