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東北をもっと魅力ある地域に:東北で活躍する中央大学卒業生東北をもっと魅力ある地域に:東北で活躍する中央大学卒業生

青森

葛西洋輔さん

故郷で事務所開き3年目
依頼者からの感謝に、やりがい実感

青森パーク法律事務所(青森市)弁護士
葛西 洋輔さん 2009年 法学部卒(青森市出身)

生まれ故郷の青森市で弁護士事務所を開いて3年目になります。弁護士を志すようになったのは、中学生のときに見たテレビドラマで弁護士や検事や裁判官といった仕事があることを知ったことがきっかけです。現実はドラマのようにうまく解決できるケースばかりではありませんが、難しい案件を終えて依頼者の方々から感謝されるとやりがいを感じます。
学生時代は民事訴訟法のゼミに所属していました。中央大学は法曹の仕事を目指す上で役に立つセミナーや講座などが充実しています。全国から集まる多くの学生が競争して互いに磨き合い、目標の実現に向かう環境が整っていました。教養科目の哲学で教わった「世の中すべてを、まず疑え。自分の頭で善悪を判断しろ」という考え方が今も心に残っています。
地元へ戻ってみて、商店や街を歩く若者が少なくなったと感じています。故郷の言葉でざっくばらんに話しながら気軽に相談に応じられる─。そんな弁護士でありたいと思います。


葛西さんは2014年に弁護士登録し、八戸市内の法律事務所に勤務。17年、青森市に「青森パーク法律事務所」を開設した。民事、刑事に関する法律事務のほか企業・団体の法務相談を手掛け、市民向け法律講座の講師なども務める。

秋田

保坂祐樹さん

多くの気づきを得られた、
充実した4年間の大学生活でした

秋田県秋田地域振興局 主事
保坂 祐樹さん 2016年 商学部会計学科卒(能代市出身)

高校時代に野球に打ち込んだこともあり、教師になって野球の指導者を目指すという将来像を漠然と描いていましたが、高校の恩師のアドバイスもあり、故郷に貢献できる仕事として公務員の道に進むことにしました。秋田県庁に入庁して日が浅いですが、経験を積んで自ら提案して秋田を変革していくような仕事をしたいと思っています。
中央大学では準硬式野球部に所属し、4年時にはキャプテンを務めました。在学中は部の寮で生活し、出身地の異なる学友たちと濃密な時間を過ごしました。自分とは違う考え方、違う価値観の人がいることを知り、人の意見に耳を傾けたり、他者の目線で物事を考えることができるようになったのは、間違いなく大学の寮生活で身についたものです。このような自分の適性を今後の職業生活に生かしていきたいです。
秋田を離れて進学した中央大学は個性的で多才な学生が多く、皆から多くを吸収することができました。よい学生時代を過ごして故郷に戻ることができました。


保坂さんは秋田県庁入庁後、輸送機産業振興室に配属。県内の自動車関連産業、航空機関連産業を支援する業務に携わる。この4月から秋田地域振興局総務企画部出納室に勤務。県庁のチームで軟式野球を続けている。

岩手

千葉貴瑛さん

文武両道に努め
自主を育んでくれた大学生活

黒沢尻工業高等学校(北上市)
国語科教諭・硬式野球部副部長
千葉 貴瑛さん 2017年 文学部卒(盛岡市出身)

高校時代の恩師に勧められて教員を目指すようになりました。子どもたちの成長を後押しすることで岩手に恩返ししたいという思いを持っています。
中央大学では軟式野球部に所属。選手同士で戦略を練り合って練習に励み、2016年の秋には全国大会での優勝を果たしました。学部の卒業論文は「相撲と文学の関係性」をテーマにして書き上げました。斬新な組み合わせですが、中央大学の専攻を超えた科目履修ができる仕組みは幅広い知識と「自分で考えて行動する」という自主性を育んでくれました。充実した学生生活を過ごした母校を誇りに思い、感謝しています。
勤務先の高校では硬式野球部の副部長を務めています。自主性の有無は人間として大事な要素だと考えており、私が指揮を執る際はノーサインで生徒のプレーを見守ることもあります。勝つために必要な自分の役割は何なのか、を生徒に考えてもらいながら野球に取り組ませています。そのような積み重ねによる確かな成長が黒工生として巣立ったことの誇りと自信につながると信じています。
目標は甲子園出場。大人が夢の舞台に導くのではなく、生徒に甲子園へ連れて行ってもらえるようなたくましい成長を期待したいですね。


黒沢尻工業高等学校は1939年開校。機械科、電子科など全日制5科に663人、専攻科の工業技術科に20人が在籍している。これまでに22,069人の卒業生を送り出し、岩手県内企業中心に活躍している。ラグビー、ボクシングの強豪校として知られ、硬式野球部は今年の全国高校野球選手権岩手大会ではベスト4の成績を収めた。

山形

髙橋義人さん

身に付けた知識と古里への愛着が、今の自分の礎
経験を糧に、地域の発展のために今後も挑戦続ける

山形銀行 東泉支店 得意先課 課長
髙橋 義人さん 2007年 経済学部卒(酒田市出身)

大学時代は会計学のゼミに所属したほか、学内の経理研究所でも会計や金融について学びました。それらの知識は、銀行で働くにあたって私を支える土台になっています。勉強以外にもバスケットボールのサークルで汗を流したこと、アルバイトを通した経験など、4年間で培ったたくさんの「学び」は、中央大学が掲げる「行動する知性」そのものだったかもしれません。
古里・山形の未来に貢献したいという思いは、卒業から10年以上経た今でも私がここ山形銀行で働く意味となっています。鶴岡支店では地方創生をけん引する企業を担当しました。多くの人と語らい、行動することで地域の発展につなげていくことは、とてもやりがいのある仕事です。
本年度から管理職の立場になりました。自分が今まで学んだことを、いかに次の世代に伝えていくかが問われます。私自身が地域や仲間、そして山形のお客さまに「助けられている」ことの感謝を忘れず、新たな挑戦を続けたいと思います。


山形銀行は1896年に設立。県内外に81の支店があり、従業員数は約1300人。東泉支店は酒田市北部と遊佐町を主な営業区域とする。

宮城

高野真一さん

大学で学んだ幅広い知識や経験が
大胆な事業を生み出す原動力になった

ザミラ株式会社(宮城県丸森町)代表取締役
高野 真一さん 2016年 総合政策学部卒(京都市出身)

学生時代は総合政策学部のカリキュラムで国際インターンシップをしたり、海外の学会で論文を発表する機会がありました。外国での経験は世界に通用する事業の創造を志すきっかけになりました。
卒業後は東京のIT企業に就職し、ウェブ広告の仕事に携わりました。その傍ら、週末に男性用下着店の販売員の仕事もしました。インターネットと店舗の両方でモノを販売するノウハウを学ぶためです。下着を売る中で「人の意識は下着で変えられる」という仮説を持ちました。最高の下着を作り、世界中に販売することを決意した頃、世界を目指す起業家を応援する丸森町の施策を知り、移住して起業しました。扱う商品は赤いパンツのみです。健康や幸福といった意味をもつ赤い下着の意味を再定義して、独自のパンツを広めることで、世の中を明るくします。
事業を展開するためには営業、広告・広報などさまざまな知識が必要です。学際的な総合政策学部だからこそ学ぶことができた情報、メディア論や法律、経済学といった幅広い学問の知識が今になって役に立っています。地方から世界進出を目指す起業家のロールモデルとなるよう励んでいきたいです。


ザミラ株式会社は2018年5月に設立された下着メーカー。業界初の「前後が無い、フリーサイズの赤いパンツ」だけを販売する。会社名は高野さんが好きなマイケル・ジャクソンの曲「Man In The Mirror(マンインザミラー)」が由来。
https://www.zamila.jp/

福島

佐々木祐子さん

母校の魅力発信に取り組んだ経験が
古里の良さを伝える力になった

ゲストハウスひととき(西会津町)オーナー
佐々木 祐子さん 2010年 文学部卒(郡山市出身)

大学での一番の思い出は、高校生対象のオープンキャンパスに実行委員や進学アドバイザーとして関わったことです。例年3万人を超える高校生や保護者が訪れる大イベントです。中央大学の魅力を伝えるために大学について調べ、仲間と準備に明け暮れた経験は自分の原点ですし、福島の良さを見つめて伝える今の仕事につながっていると思います。
古里の福島県に戻ったきっかけは東日本大震災でした。新潟に接する西会津町に夫とゲストハウスを開き、2年目になります。山間部で人と人とが出会う場や町の魅力を紹介する企画を提供し、国内外からさまざまな方が訪れます。何もないところから始める苦労はありますが、その分、楽しみややりがいを感じています。
今年からカフェを併設したので、集落の子どもたちがジュースやアイスを買いに来てくれます。県外や海外の人が出入りする空間で、子どもたちがさまざまな大人と触れ合う経験は教育的効果があると思います。「成長したらどんな働き方や生活を選ぶのかな」と今からとても楽しみです。


「ゲストハウスひととき」は、西会津町上野尻地区の空き家をセルフリノベーションして2018年にオープン。町の情報発信や町おこしイベントも企画し、県内外や海外からの利用者も多い。19年5月からは地域の人と一緒に交流できるカフェとバーを併設。山間部で人と人が出会う場を提供している。
https://www.gh-hitotoki.com/

  • 行動する知性
  • 東北の多くの若者が中央大学で学んでいます

東北へのU/Iターン就職支援を推進しています

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