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ICT活用し「山形セルリー」栽培、ベテランのノウハウ共有、東北一のセロリ産地・山形

ICTを活用して「山形セルリー」の栽培に取り組む生産者=2021年5月、山形市

東北一のセロリ産地である山形市。JA山形市(大山敏弘組合長)は特産の「山形セルリー」の栽培にICTを導入し、スマート農業を推進している。ハウス内のセンサーで集めた気温や湿度などのデータはスマートフォンで確認できるため、生産者はハウスに出向かなくても、それらを把握でき、ベテラン農家が蓄積してきた栽培ノウハウの共有にも役立っている。

同JAは2017年からICTを活用し、山形セルリーの栽培を始めた。現在は同JAが整備した団地に計79棟のハウスが並び、計11個のセンサーで環境を管理している。計測するのは照度、地上と土中の温度や湿度の計5項目で、15分おきにデータを収集している。

メリットは、ベテラン農家が〝肌感覚〟を頼りにしてきた温度管理を数値にして「見える化」することで、新規就農者が栽培に取り組みやすくなったことだ。リアルタイムでハウスの環境が確認できるため、データに基づいたリスク管理も可能になった。

同JA農業振興課の安孫子誉晃さん(26)は「ICTを継続して活用することで、高品質のセルリーの栽培方法を確立したい」と意気込む。

(山形新聞)

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2022年11月12日(土)