外国人が東北観光を満喫するヒントを得るためワークショップ開催

東北の観光について意見を交わす参加者

東北の観光について意見を交わす参加者

東北七新聞社協議会が訪日外国人の誘客に取り組んでいる「冬の東北『樹氷 TOHOKU SNOW MONSTER』ブランドの商品展開」に伴うワークショップは12日、仙台市の東北多文化アカデミーで開かれた。東北の観光施設や自治体の担当者と留学生が、外国人が安心して観光できる環境整備などについて意見を交わした。

ワークショップは冬の東北の魅力を外国人に理解してもらい、外国人が東北での観光を満喫できる体制づくりへのヒントを得ようと初めて開催した。青森、秋田、岩手三県の自治体担当者や宿泊施設代表者、中国、ベトナム、インドネシア、パキスタンからの留学生が参加した。

JTB東北法人営業仙台支店の佐藤和則担当課長が四季折々の自然や歴史的建造物、夏まつりなどの観光資源、限られた気象条件でのみ見ることが出来る樹氷について説明した。留学生からは「登山に挑戦したい」「日本の歴史や侍に興味がある」など東北での生活を楽しみにしている声が上がった。一方で「インターネット環境が乏しい」「レストランで提供される水は常温が良い」など母国との違いに戸惑う意見も聞かれた。

参加した地元出席者は熱心にメモを取り「日本の文化が残る東北での生活を楽しんでほしい」と声を掛けた。ワークショップは今後2回実施する予定で、外国人から見た東北の観光面について学び、受け入れ体制を強化する。

東北七新聞社協議会の取り組みは復興庁の2016年(平成28)年度「『新しい東北』交流拡大モデル事業」に採択されており、ワークショップはその一環として開いた。