仕事通じ社会貢献を

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スタッフと打ち合わせする尾形さん=8月17日、秋田市東通のポーラの店舗

「化粧品やエステで変わることができた、と喜ばれるのがうれしい。オーナーになってからはスタッフの成長が感じられ、喜びが倍になった」。秋田市に化粧品会社ポーラのエステ併設ショップを構えて2年。尾形真里さん(31)は充実した表情で語る。

今年上期(1~6月)の販売実績や顧客満足度の高さなどを評価され、二つの表彰を受けた。同時受賞は全国唯一。同社秋田センターは「周囲が一目置く、北日本を代表するオーナー」と評する。

同社と委託契約を結ぶ販売員は全国に約4万人超。尾形さんは高校を卒業して都内で働いた後、20歳で帰郷、今の仕事に就いた。元美容師の母や姉の影響で、美容の世界は幼い頃からの憧れだった。

結婚していったん退いたが25歳で復帰。母や夫の協力を得ながら、仕事と2児の子育てを両立してきた。

オーナーになったのは、新しい環境に身を置き、さらに成長したいと考えたから。顧客に向き合うだけでなく、スタッフの育成にも気を配る。

スタッフは20~40代の女性14人。大半が子育て中なので家庭と仕事のバランスは重要だ。スタッフが自ら仕事の優先度を考え、働き方を選べるよう個々の価値観を大事にした経営を心掛けている。

本県は年間日照時間が短くシミができにくい半面、風が強く肌の角質が傷みやすい傾向があるという。問題は睡眠不足や運動不足、不規則な食事といった生活習慣。「それを改善しなければ肌は良くならない。ポーラは徹底したカウンセリングが強み。秋田の女性の肌を守りたい」

仕事の目的は社会貢献、と言い切る。「お客さまやスタッフから必要とされる存在になることで、人の役に立ちたい」と言葉に力を込めた。

(秋田魁新報)