農作業体験で白河の魅力再発見

キャプションあああああ

農商工連携で県内外に白河地域の魅力を発信しようと、福島県白河市のJAしらかわ青年連盟、白河商工会議所青年部が初の共同事業「小さな種、蒔(ま)いて大きな夢」に取り組んでいる。震災や原発事故による風評被害を払拭(ふっしょく)しようと、農業と商業の後継者が始めたプロジェクト。参加した地元や首都圏の家族連れらは、農作業体験を通して白河の魅力を再発見し、家族の絆を見つめ直している。
同事業は首都圏と地元住民を対象に米のオーナーを募り、5月から来年2月まで6回にわたり同市東の休耕田で田植えや稲刈り、酒造りなどを体験する。
初回の5月には首都圏から24人、地元住民15人が参加。休耕田約50アールにコシヒカリと酒米の苗を、それぞれ約25アールずつ手植えした。
4歳の孫と参加した同市の会社員岡本隆志さん(58)は「地元農産物が首都圏に出荷されていると知り誇らしかった」と話す。「孫も地元の素晴らしさを感じたと思うので、いい思い出になったと思う。今後の収穫や酒造りが楽しみ」と、白河の魅力を再確認した様子だった。
会社の同僚と参加した東京都の会社員大瀬寛彰さん(24)は「生産者と交流したことで、あらためて放射能については問題がないことを認識できた」と話し、「福島産の野菜などを購入する際、生産者の笑顔が浮かぶようになり、応援していきたいという気持ちが一層強くなった」と福島県への思いを語った。
次回は10月、稲の刈り取り作業を体験する。
【編注】第2回「家族」で見た東北の新しい魅力

【福島民友新聞社】