試合前は炭水化物摂取
プロ野球・東北楽天(仙台市)の選手たち

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プロ野球選手は、がっつり肉食系かと思えばさにあらず、試合前は炭水化物がメーンとなる。東北楽天ゴールデンイーグルスの選手たちは本拠地コボスタ宮城(仙台市宮城野区)での試合前、球場に隣接するクラブハウスの食堂で食事を取る。

卓上には野菜類や鶏胸肉の豆板醤(とうばんじゃん)炒め、マカロニサラダ、マーボー豆腐丼、冷やし中華、果物など20〜30種類が並ぶ。おかずと丼物、麺類は日替わりで、よりどりみどりだ。

メニューはチームの管理栄養士を務める食品会社明治の斎藤圭子さんのリクエストを基に、食堂スタッフが考案する。秋には宮城の郷土料理のはらこ飯が出たり、昨季の日本シリーズ中は温かい鍋料理が振る舞われたりした。

選手が1日に摂取する総熱量の目安は3千キロカロリー超。このうち試合前には千キロカロリー以上取る。一般成人男性が1日に2千〜2300キロカロリー前後だから、野球選手が試合で費やす運動量がいかに多いかが分かる。

斎藤さんは「試合後は疲労回復に効果的な肉などのタンパク質を、試合前は大量のカロリー消費に備え、エネルギーとなる炭水化物と、ストレスを緩和するビタミンCが含まれる果物の摂取が必要です」と説明する。

選手たちの評判は上々だ。「一番人気はつけ麺。めちゃくちゃうまい」と銀次内野手。新人の松井裕樹投手も「メニューが日替わりなので、いろいろ食べられます」と楽しんでいる。

【河北新報】