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観光築47年ホテルをリノベ/東北の魅力を体感/仙台「OF HOTEL」

靴を脱いでくつろげる小上がりを備えた客室=2022年6月、仙台市青葉区花京院

エントランスに入ると、東北の自然をモチーフにしたプロジェクションマッピングに魅せられる。仙台市青葉区に今夏誕生した「OF HOTEL(オブ ホテル)」は内装が独創的で、東北の魅力が詰まった空間として注目を集める。

建物は築47年のビジネスホテルを1棟丸ごとリノベーションした。55の客室は全14タイプ。書斎利用に対応する部屋や最大6人が泊まれる客室などユニークだ。

自宅のようにくつろいでもらおうと全室に小上がりを設置。茶室さながらの「にじり口」を備えた部屋もあり、秘密基地的なわくわく感が楽しい。

床には岩手県産の栗材を用い、照明フードは白石和紙と、東北らしさにこだわった。建物内には地酒を扱う飲食店と東北の食材を豊富に使ったカフェが入り、食でも東北に浸れる。

運営会社のエヌズクリエイトは、仙台を訪れた人の「ホテル満足度」が低いという調査に着目。斬新な空間を宿泊料を抑えて提供しつつ、「地元の魅力が感じられる」というコンセプトにたどり着いた。

丹野伸哉社長(37)は「ホテルが提供できる価値は多様。ヒト、モノを巻き込み、東北を体感できる空間にさらに磨きをかけていきたい」と意気込む。

(河北新報)

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2022年11月12日(土)