観光「学び」をつくり、売る、羽後町DMO / 里山の魅力を海外へ
羽後町は、端縫い衣装と編みがさ姿で踊る「西馬音内盆踊り」の舞台で、県内屈指のそばどころ。羽後町留学では、外国人観光客が地域の農村にホームステイしながら、日本語に触れ、盆踊りやそば作りを体験する。
公共交通の不便さや外国語を話す人の少なさなど要素を逆手に取り、一定期間、滞在するスタイルにして魅力を生み出す仕組みにした。
須崎社長(32)は「日本の原風景の残る場所で日本語を学べる機会はめったにない。日本に強い関心を持つ外国人に響くはず」と自信をみせる。
大切にしたのは、外国人を受け入れる町の気風を養うこと。商品は、町民にしか伝えられない文化や技術であり、地域の理解なくしては前に進めない。最初の1年は、害異国人を町に派遣し、農作業などで交流することから始めた。農家民泊の受け入れ先など協力者は徐々に増えている。
2年目の今年は、実績作りに重点を置く。7月下旬には須崎社長自ら台湾へ足を運び、現地の旅行代理店に商品を売り込んだ。「販売先の道筋をつけ、県全体の観光振興につなげたい」と意気込んでいる。
(秋田魁新報)