人・産業老舗の伝統受け継ぐ、飲食チェーン・ドリームリンク
名物は「冷やかけそば」。つなぎに海藻のフノリを使った二八そばはこしが強く、昆布やカツオのだしを利かせた濃いめのつゆが合う。シンプルながら、長く親しまれてきた「弥助そばや」伝統の味だ。
1818(文政元)年創業のこの店も、後継者不在という悩みを抱えていた。「昔からの味をどうつないでいくか」。今も羽後町で店に立つ6代目の
同社の従業員は、金さんの下でそば打ちから全てを学んだ。村上社長は仙台、東京への店舗展開も検討しており「古くからある伝統を守り、広め、後世に伝えていくことも自分たちの役割」と話す。
同社は、2年前にも後継者不在で廃業の危機にあった鹿角市の酒類製造・販売の「かづの銘酒」の事業を継承。「千歳盛」などの銘柄を絶やすまいと奮闘している。
(秋田魁新報)