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観光仕事と観光両立を リモート環境官民で推進

客室を改修して整備したミーティングルームで仕事をする新田さん(右)=2021年4月、宮城県松島町

観光地で休暇を取りながら働く「ワーケーション」の需要を取り込もうと、日本三景松島で知られる宮城県松島町の官民が動きだした。昨年の観光客数は新型コロナウイルス禍で過去最低となり、新たな客層の掘り起こしに期待を掛ける。

松島プチホテルびすとろアバロン(定員30人)は4月、リモートワーク向け宿泊プランの販売を開始。専用Wi—Fiを導入し、ラウンジの一部や客室一つを仕事部屋に改修した。

価格は素泊まりで1人1泊7千円から。通常のチェックインは午後3時以降だが、リモートワーク向け宿泊プランは午前11時から個室などを使える。

同館の2021年5月期決算の売上高は前期比で3割以上減少。新田一修社長は「松島は海や自然、歴史がそろう魅力がある。コロナ後もリモートワークの流れは続くと考えて事業を展開する」と力を込める。

町はJR仙石線松島海岸駅に近い防災センターをリモートワーク用の施設に整備し、9月に有償での貸し出しを始める。佐々木敏正企画調整課長(50)は「父親は仕事をし、母親や子どもは観光というケースも考えられる。観光地の特色を生かした施策を打ち、松島を盛り上げたい」と意気込む。

(河北新報)

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2022年11月12日(土)