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KAWACHO RICEとヘプタゴン/コメ銘柄、AIで判定 / 三沢の2社がアプリ開発

コメ銘柄判定アプリが入ったスマホを手にする立花拓也社長(右)と、
アプリを共同開発した川村靜功社長=2021年8月、青森県三沢市

青森県三沢市の米集荷卸「KAWACHO RICE(カワチョウ・ライス)」とIT企業「ヘプタゴン」は、コメの銘柄を人工知能(AI)で判定するアプリを共同で開発、実証実験に成功した。スマートフォンのアプリを起動し、カメラでコメを撮影すると瞬時に銘柄を判定できる。異品種混入防止や検査員の負担軽減につながると期待されている。

自身も検査員の資格を持つ川村靜功(せい/こう)カワチョウ社長(62)によると、ミスが許されない銘柄判定は高齢化が目立つ検査員たちにとって負担が大きい作業だという。

アプリ開発に際し、立花拓也ヘプタゴン社長(36)はカワチョウに何度も足を運び、検査員が何を基準に判定しているか聞き取ることから始めた。「検査員の『目』を判定モデルに組み込み、精度を少しずつ上げていった」と苦労を語る。約1年半かけ検査員と同等レベルにまでAIの正解率を上げることに成功した。

現在は青森、秋田県産の計8銘柄を判定可能。今後はニーズに応じて対象銘柄を増やす計画だ。川村社長は「検査員や農家らがアプリをスマホに入れて気軽に活用できるようにしたい」と商用化を見据えた。

(東奥日報)

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2022年11月12日(土)