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観光仮想空間でサイクリング/かなぎ元気村(五所川原市)/奥津軽路、世界にPR

かなぎ元気村の文庫蔵の中での「バーチャルライド」。奥津軽のサイクリングを疑似体験できる=2022年8月、青森県五所川原市金木町

「奥津軽」とも呼ばれる青森県西北地域。五所川原市の一般社団法人かなぎ元気村は今年1月、拡張現実(AR)技術を使い、仮想空間で同地域をサイクリングできる「奥津軽トレイルバーチャルライド」を制作した。冬場や荒天時でも現地を走る気分を味わえると話題になっている。

チェコの企業が手がけるARプラットフォーム「ROUVY(ルービー)」に、昨年夏に撮影した十三湖一周ルートや竜飛崎を目指すルートなど3コースを掲載。既に1万人を超す国内外のサイクリストがオンラインで疑似体験した。作成に当たっては観光庁の支援事業を活用。「奥津軽のPRになるし、体験した人が実際に走りに来てくれれば─との思いだった」と伊藤一弘代表理事(68)は語る。

再生した古民家での体験観光を提供する「元気村」では、自転車とスクリーン、スマートトレーナー(通信機能付きローラー台)を備え付け、宿泊客などが気軽に楽しめるようにもしている。文庫蔵の中で走る珍しさもあり、ライド目当てに訪れる人も少なくない。

今後は他のコースも制作する計画だ。アフターコロナを見据え、伊藤代表は「特に海外の人が青森県を訪れるきっかけの一つになれば」と期待する。

(東奥日報)

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2022年11月12日(土)