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PRGenki × 青森県酒造組合

青森県酒造組合会長 稲本 修明(いなもと・しゅうめい)

東日本大震災からの10 年を振り返って

震災では当組合会員の中にも津波で浸水被害を受けた蔵元があります。
弊社は2日ほど続いた停電で冷蔵機能が失われましたが、仕込み中の醪は損なわれずに済みました。
ただ、歓送迎会や花見などで日本酒の需要が伸びる時期に、酒宴を自粛しようというムードが全国的に広がったことは大きな痛手でした。
震災後の混乱が落ち着くに従って「地酒を飲んで被災地を元気にしよう」というムーブメントが拡大したことは本当にありがたいことです。
東北の酒に触れ、おいしいと感じていただくきっかけにもなったのではないでしょうか。

県産酒を盛り上げるために取り組んでいること

今年の東北清酒鑑評会では吟醸酒、純米酒2部門で青森県の3製造場が「評価員特別賞」に選ばれました。
過去最多の好成績で、県産酒のレベルが上がったことの表れともいえます。
17 ある県内の会員蔵元は、良い水とコメ、寒冷な気候という3条件を生かして大事に大事に酒を造っており、蔵人の横のつながりが増えたことも全体の技術的な底上げにつながっているようです。
あいにくのコロナ禍で県産酒の出荷量は2割から4割落ち込んでいますが、少人数の宴席やご家庭での語らいで、地酒でしか味わえない温かさを感じていただきたいですね。

▽青森県酒造組合会長 稲本 修明(いなもと・しゅうめい)
PROFILE)明治大商学部卒。大手酒類メーカーを経て1991年に鳩正宗株式会社入社、98年から代表取締役。
2018年、県酒造組合会長就任。日本酒造組合中央会監事、十和田商工会議所副会頭も務める。十和田市出身。59歳。

青森県酒造組合
〒038-0059 青森県青森市大字油川字柳川1番地3
TEL017-764-0040
http://www.aomori-sake.or.jp/

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2022年11月12日(土)