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PRGenki × 青森県酒造組合

酒造りに使う無農薬米を収穫する八工大生ら

海外での日本酒人気が高まる中、国内においては若者の日本酒離れが進んでいます。一方、若い世代の柔軟な発想で日本酒を活用した新たな取り組みも始まっています。今後の日本酒の在り方について、本県の大学生と酒造組合会長が対談を通じ今後の展望を語り合いました。

コメのありがたみ実感

稲本 無農薬米を使った酒造りプロジェクトに参加していらっしゃるそうですね。

柴田 学部の教授に日本酒が好きで酒造会社への就職を志望していることを伝えたところ、八戸市島守地区の有志と八戸工業大学が進めているプロジェクトに声を掛けられたんです。多様性に富んだ日本酒を提供することが、やがて幅広い需要につながればという思いからですが、実際に田植えや稲刈りを体験してみると農家の方々が昔から大変な作業を積み上げてきたこと、コメのありがたみを感じました。

稲本 素晴らしい経験をされたんですね。当組合では県産酒の魅力を消費者に直接訴える活動や、技術・酒質の向上、蔵同士の連携などに努めています。近年のコロナ禍によって、人々の心理的な距離も広がったように思いますが、日本酒が人々をつなぐ「潤滑油」となり笑顔と元気に包まれるような世の中になればと願っています。

世界に日本酒の魅力を

柴田 国内で日本酒離れが指摘される一方、海外では日本酒に対する需要が高まってきているとも聞きます。伝統を重んじる酒造業界にあっても、こうした時代の変化に対応することが必要なのではないでしょうか。

稲本 ふだんは、どんな時に日本酒を飲みますか?

柴田 家族も日本酒好きなので、おでんや刺し身などの食事と一緒に飲むことが多いです。酒造会社に入ったら製造部門で働いて、若者世代にも選ばれる酒を造りたいと思っているんです。

稲本 「ソーバーキュリアス(※)」と呼ばれるアルコール飲料を避ける風潮の高まりが指摘される中にあって、とても頼もしいですね。酒は食の幅を広げ、食卓を華やかにさせ、食を豊かにする。また主食を原料に造られる酒類は、その国民の体質に合うんです。日本の伝統文化に深く根差した清酒は、年中行事や「ハレの日」に欠かせないもの。ぜひ、世界にも視野を広げて、われわれが受け継いできた日本酒の素晴らしさを守り、魅力を伝えてください。

※Sober(しらふの)とCurious(~したがる)を組み合わせた英語で、お酒をあえて飲まない生活スタイルのこと。

青森県酒造組合 会長 稲本修明さん
(いなもと しゅうめい)明治大学商学部卒。大手酒類メーカーを経て1991年に鳩正宗株式会社入社、98年から代表取締役。2018年、県酒造組合会長就任。日本酒造組合中央会東北支部支部長、十和田商工会議所副会頭も務める。十和田市出身。60歳。

柴田楓喜さん
(しばた ふうき)22歳。八戸市出身 八戸工業大学工学部。

青森県酒造組合
〒038-0059 青森市大字油川字柳川1番地3
TEL017-764-0040
http://www.aomori-sake.or.jp/

●お酒は二十歳になってから。 ●お酒はおいしく適量を。 ●飲酒運転は絶対にやめましょう。 ●妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。 ●のんだあとはリサイクル。

とうほく未来Genkiクッキング supported by JA全農
2022年11月12日(土)