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観光デジタルでつながる観光パス/LINEにクーポンやお勧めコース

ラインを活用しスマートフォンで使う会津若松観光パスポート。即時性のあるやりとりで観光客とつながる=2022年8月、会津若松市

観光周遊の促進、消費アップ、観光客とのつながりの強化―。福島県会津若松市の会津若松観光ビューローはこれらの効果をデジタルの「会津若松観光パスポート」に詰め込んだ。酒蔵巡りなどお薦め観光コースの紹介、地図と連動したクーポン、地元の物産品を扱うオンラインショップなどを備え、観光客が求める情報やサービスを一元的に提供している。

特長は通信アプリ「LINE(ライン)」の活用。利用者はスマートフォン一つあれば、「知りたい」と思ったその時に、ラインのやりとりによって手軽に情報を得ることができる。

提供側にとっても、ラインを通じて観光客と継続的なつながりを持ちながら周遊や消費に関するデータを蓄積できるため、新たな観光戦略への活用が期待できる。同ビューローの神谷英資さん(32)は「一方通行だったこれまでの情報発信に比べ、観光客の知りたいタイミングでダイレクトなやりとりをできるようになった」と強みを語る。

昨年12月に運用が始まり、8月上旬には利用者が約2200人まで増えた。赤べこの絵付けなどその日に体験できるイベントやタクシーの予約、スタンプラリーなど新たなメニューの追加も検討されている。

(福島民友)