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観光通年型観光へシフト 岩手県北上市の夏油高原スキー場

ゲレンデにテントを張り、自然を満喫する観光客。夏油高原スキー場は冬季メインから通年型観光へシフトを図っている=2022年8月、岩手県北上市和賀町

国内外に「GETO(げとう)」として知られる岩手県北上市和賀町の観光地。拠点施設の夏油高原スキー場は、コロナ禍で大きく変わる需要を捉え、従来の冬季メインから通年型観光へシフトを進めている。

一面に緑が広がるゲレンデ。平地部分の約1ヘクタールにはカラフルなテントが立ち並び、大きなトランポリンでは大人も子どもも跳びはねては歓声を上げる。

運営する同市の北日本リゾート(菅原三多英社長)は2020年7月、敷地にキャンプ場を開設。自然を満喫できるマウンテンバイクのコースやドッグランを備え、熱気球にも乗れる。

冬季の入り込み客は20年シーズン(12~5月)の約12万7千人から、コロナの影響で21年には約8万6千人へ減少した。夏季は関連施設の温泉や合宿利用など一定数だったが、高まるアウトドア人気も捉えて夏レジャーの環境を充実させた。

スキー場の用地64ヘクタールは国有地だが、将来的には市と連携して買い取りを目指し、季節を問わず国内外から客を呼び込むリゾート地として再開発する構想も練る。菅原社長(46)は「通年型の観光地として魅力を高められれば、雇用を増やし、地域に貢献できる」と攻めの姿勢で臨む。

(岩手日報)

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2022年11月12日(土)